What's New
-
2023.3.1
京都大学大学院医学研究科 青山朋樹教授と共同研究を開始しました。
青山教授は整形外科医であり、これまでもスポーツヘルスや再生リハビリテーションの分野で、細胞医療を含めた神経・筋疾患の先進的な治療に取り組んでいます。
共同研究においては、当社の神経系/骨格筋系の薬効薬理評価系を用いた実験を通じ、その適正性の検証や、機能性/信頼性の向上を図ります。また、中期的には当社のin vitro実験で効果を見出した物質を、青山研究室とともに動物実験や臨床での確認まで実施するトランスレーショナルリサーチ、あるいは、青山研究室のリハビリテーション医療現場で得られた候補薬剤やニーズを当社のin vitro評価系で確認するリバーストランスレーショナルリサーチを実施する予定です。これらにより、in vitroから臨床確認までの一連の評価体制を整えて効果を検証します。さらには、難治性の神経疾患分野における細胞医療についても共同検討を進めることで合意しました。 -
2022.12.28
Biomaterials Research に論文が掲載されました。
当社の神経細胞培養デバイス SCAD-MT for neuronの有用性を示した東北工業大学鈴木郁郎教授との共著論文が、12月20日付でBiomaterials Researchに掲載されました。
-
2022.12.2
12月14日(水)~16日(金)、東京ビッグサイト東8ホールにて開催の『中小企業 研究開発(サポイン・サポサビ)展』に出展します。
中小企業庁の「戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」の支援を受けて当社が実施した、配向性ファイバーデバイスやシャルコー・マリー・トゥース病の疾患モデルの開発成果をご紹介します。また、そこから派生した、3次元の骨格筋や神経筋接合部の評価系についてもご紹介します。
【企業DATA】『配向性ファイバー足場で培養した神経細胞とこれを用いた薬の有効性と毒性を信頼性高く評価できる試験法の開発』
-
2022.10.31
毎日新聞出版社の週刊エコノミスト11月8日号バイオビジネス特集において、「世界に勝つ国内ベンチャー5社」として当社が紹介されました。
「独自技術でゲームチェンジャーを狙うバイオベンチャー」として、神経や骨格筋の細胞を3次元培養により組織化して患者様由来の疾患モデル細胞を開発していること、その細胞の機能性を評価する細胞デバイスを開発して薬効を評価し、治療薬の探索を進めていることが紹介されました。さらに神経筋接合部についてもデバイスで再現し、神経から筋肉への命令伝達も評価していることも記載されています。
-
2022.10.4
メルクのバイオロジー情報誌SigMania(シグマニア) Vol.15において、Venture Support Program の参加企業紹介Vol.1として、当社が紹介されました。
SCADでのiPS細胞を活用したin vitroの薬効薬理評価系の開発と、これを応用した創薬探索、いわゆる「iPS 創薬」を事業として進めていることを紹介しています。
これまでも取り組んでいるシャルコー・マリー・トゥース病(CMT)の患者様由来の運動神経や髄鞘を形成するシュワン細胞のほか、小脳失調疾患に関連するプルキンエ細胞、骨格筋組織の3次元培養による収縮力や神経筋接合部(NMJ:Neuromuscular Junction)の評価系開発と、これらを活用した創薬へ向けての取り組みについて伝えています。 -
2022.9.20
理化学研究所 生命機能科学研究センター 升本研究室(研究リーダー・上級研究員 升本英利先生)は、『BioJapan 2022』(10月12日~14日開催)において、当社との共同研究で進めている「ヒト心臓機能を高感度に検出するデバイス(ハートオンチップ型マイクロデバイス)」を活用した成果を展示、紹介します。
-
2022.9.14
10月12日(水)~14日(金)、パシフィコ横浜にて開催の『BioJapan 2022』に出展します。
当社出展ブース:C-8(中小企業基盤整備機構(中小機構)展示ブース内)シャルコー・マリー・トゥース病の疾患モデルの開発や、筋組織/神経筋接合部の機能性評価系をご紹介します。
-
2022.9.7
神経細胞デバイスを用いた3次元培養により、発達した樹状突起を持つヒトiPS細胞由来の小脳プルキンエ細胞の作製法を開発しました。
関西医科大学 六車恵子教授との共同研究において、当社独自の神経細胞デバイス(細胞培養の足場)を使用した3次元培養によるヒトiPS細胞由来プルキンエ細胞の作製法を開発しました。プルキンエ細胞は小脳皮質に存在する神経細胞であり、数回枝分かれする樹状突起を持つことが形態上の特徴で、小脳失調疾患との関連が知られています。ヒトiPS細胞から作製したプルキンエ細胞は、小脳失調疾患のモデル細胞となり、病態の解明や治療薬の研究開発に活用することができます。
-
2022.8.18
「がん悪液質(カヘキシア)」に対する当社独自の治療薬探索の取り組みが、京都府による研究助成事業に採択されました。
カヘキシアはがん患者の5~8割が罹患し、骨格筋の融解と筋力減少、体重減少の他、死亡原因の2割を占めるとも推定されていますが、いまだ治療薬が十分に開発されていません。 当社ではこれまで、骨格筋組織の筋力低下と回復を定量的に評価できるデバイスを開発しており、これを活用する新たな治療薬探索のアプローチに対して研究助成されるものです。 本事業では、共同提案者の京都薬科大学とともに当社の骨格筋収縮の評価系を用いてカへキシアの疾患モデルを構築し、薬効ターゲットの探索を実施します。 カヘキシアに対する新薬の研究開発を推進し、がん患者様のQOL(Quality of Life)向上に貢献することを目指します。 -
2022.8.2
〈終了しました〉研究開発技術者(iPS細胞関連分野)を募集しています。
-
2022.7.6
経済産業省 令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域デジタルイノベーション促進事業)」に、全国12件のひとつとして、当社が代表幹事を務める4社による企業連携チームの申請が採択されました。当社が実施している難病に対する治療薬の研究開発を、デジタル技術を活用することで加速化させます。
採択テーマ『遺伝子発現ビッグデータを活用した創薬・医療支援サービスのビジネスモデル構築・普及』令和4年度「地域新成長産業創出促進事業費補助金(地域デジタルイノベーション促進事業)」に係る補助事業者の採択結果について
-
2022.4.1
〈終了しました〉研究開発職(開発プロジェクト主任研究員またはマネジャー候補)を募集しています。
-
2022.2.3
日経BPの健康・医療に関する情報サイト「Beyond Health」に、SCADの取り組み「患者様の血液を使用したiPS創薬」が慶応大学、京都大学iPS細胞研究所(CiRA)とともに掲載されました。
『iPS創薬 -患者由来のiPS細胞で病態を再現、創薬の効率化や難病の治療法確立に期待-』
-
2022.1.6
京都大学 産学連携情報プラットフォーム「Philo-」に当社社長のインタビューが掲載されました。