What's New

  • 2024.10.2

    10月9日(水)~11日(金)、パシフィコ横浜にて開催の『ジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミット(JHVS)2024(『Bio Japan 2024』と同時開催)』に出展します。

    当社出展ブース:V-80

    神経損傷に対する再生医療/細胞医薬としてのシュワン細胞の開発状況や、当社が作成したシュワン細胞や運動神経、及び骨格筋組織を用いた機能性評価系をご紹介します。

  • 2024.9.20

    日経バイオテクに「幹細胞&デバイス研究所、ES細胞由来シュワン細胞を神経修復向け再生医療で開発」が掲載されました。

    今回の記事では、損傷した神経を治療する再生医療等製品としてシュワン細胞の開発を進めていること、動物実験で損傷神経が回復し運動機能も改善されたこと、2026年以降には京都大学で医師主導治験を開始する計画などが紹介されました。
    また、最初の適応症である手根管症候群に続いて、脊髄損傷を予定していること、外傷性の神経損傷や手根管症候群以外の絞扼性神経障害などへの適用拡大を見据えていることも記載されています。

  • 2024.9.4

    JETROが内閣府、経済産業省の協力を得てスタートアップの海外事業展開を支援するプログラム「グローバル・スタートアップ・アクセラレーションプログラム(GSAP: Global Startup Acceleration Program)」の「BioTech/MedTechコース」に採択されました。
    カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)のインキュベーター組織であるBaker Labsやqb3、Ensantéの支援を受け、米国事業展開へ向けての準備を進めることとなります。

    JETRO「海外トップアクセラレーターとグローバルスケールを狙う「GSAP」、参加企業決定 ―累計参加スタートアップが500社に―」

  • 2024.9.3

    【シュワン細胞を用いた神経再生に関する共同発表】
    9月6~7日に開催される第35回日本末梢神経学会学術集会において、「ヒト多能性幹細胞を用いた神経再生の促進効果を期待できるシュワン細胞の作製」について発表します。また共同研究を進めている京都大学医学部附属病院整形外科からは、本シュワン細胞のラット末梢神経損傷モデルへの移植による神経再生効果について発表されます。
    これらの研究成果は、当社のシュワン細胞を活用した各種神経損傷に対する治療法開発へ向けて、基礎的な機能性と効果を示すものとなります。

    第35回日本末梢神経学会学術集会

  • 2024.9.3

    共同研究を進めている理化学研究所生命機能科学研究センター(Riken BDR)の村田梢研究員が、2024年8月30日-9月2日にロンドンで開催されたEuropean Society of Cardiology (ESC) Congress 2024(欧州心臓学会)で研究発表を行いました。
    iPS細胞由来の心筋微細組織の薬剤応答性を評価するハートオンチップマイクロデバイス(HMD)には、当社と共同開発したSCAD製のアライメントファイバーデバイスが適用されており、これにより、スループットと安定性が向上し、より長期の心毒性評価が可能なSCAD-HMDの開発へとつながりました。

    European Society of Cardiology (ESC) Congress 2024(欧州心臓学会)

  • 2024.7.19

    当社が開発したiPS細胞からシュワン細胞への分化誘導方法に関する研究論文が、Biochemical and Biophysical Research Communications (BBRC) 誌に掲載されました。

    この誘導法では、成熟シュワン細胞マーカー(MBP)を高発現するシュワン細胞を安定的に大量に作成でき、また、この成熟シュワン細胞は神経成長因子(NGF)などを産生し神経突起の伸長・再生を促進する機能を確認しています。今後、当技術は末梢神経障害の創薬研究や損傷神経の細胞治療へ応用します。なお、当誘導法に関する特許は出願済みです。

  • 2024.6.24

    経済産業省 令和6年度「成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)」に採択されました。当社が進めている多能性幹細胞由来のシュワン細胞による世界初となる損傷神経の再生医療/細胞治療の実現へ向けた開発研究に対する支援事業です。総額約1億円の補助金であり、当社が臨床治療用シュワン細胞の製造に関して主たる事業実施と事業管理機関となり、京都大学医学研究科および医学部附属病院と連携し、かつ京都大学医生物学研究所、京都府立医科大学脳神経内科や三井記念病院脳神経外科などからの助言を受けて進めることとなります。

    令和6年度成長型中小企業等研究開発支援事業(Go-Tech事業)の採択結果について

  • 2024.6.10 Bio International Convention、JETRO、Japan Innovation Luncheon

    6月3~6日にサンディエゴで開催されたBio International Convention 2024において、日本政府/JETRO主催のスピンアウトイベントとしてのJapan Innovation Luncheon(米投資家等に対するピッチ/展示の場(クローズド・セッション))に社長の加藤謙介が参加しました。これは、日本国内のバイオテクノロジー分野のスタートアップに対して、事前のアクセラレーションプログラムを含めて提供されたもので、日本政府/JETROが先進性があるとした13社のうちの一つとして当社が選定され参加したものです。

    経済産業省ホームページ

    在ロサンゼルス日本国総領事館ホームページ

  • 2023.9.28

    10月11日(水)~13日(金)、パシフィコ横浜にて開催の『BioJapan 2023』に出展します。

    当社出展ブース:D-25(近畿バイオインダストリー振興会議展示ブース内)

    神経損傷に対する再生医療/細胞医薬としてのシュワン細胞の開発や、シャルコー・マリー・トゥース病の疾患モデル、筋組織/神経筋接合部の機能性評価系をご紹介します。

  • 2023.8.4 シュワン、シュワン細胞、iPS細胞、樹立、神経細胞、デバイス、神経機能、骨格筋収縮性、評価系、神経筋接合部、疾患モデル、評価、探索、in vitro

    【シュワン細胞による細胞治療・再生医療の実現へ向けて、京都大学と共同研究を開始】
    当社が既に製造しているシュワン細胞を活用して、末梢神経などの神経損傷に対する細胞治療・再生医療に臨床応用するための、新たな細胞医薬の開発を目的として、京都大学医学部附属病院の池口良輔准教授、および京都大学大学院医学研究科の青山朋樹教授と、2023年8月1日付けで共同研究契約を締結しました。
    神経系の主要なグリア細胞であるシュワン細胞は、神経細胞や軸索の再生と修復に深く関与するとされています。ただし、これまで多能性幹細胞などから安定して製造することは困難とされており、細胞医薬としての実用化はほとんど進展していませんでした。
    当社はこれまでに、シュワン細胞への分化誘導方法の改善と最適化を行って、ヒト多能性幹細胞から効率よく安定した分化誘導に成功しており、これまでは創薬アッセイ用の細胞製品として活用してきました。 今回開始する京都大学との共同研究では、当社が製造するシュワン細胞による臨床応用の可能性を検討するための動物実験を実施することによって、神経修復に対する有効性などの検証を行います。動物実験において有望な結果が得られた場合には、シュワン細胞を用いる世界初の細胞治療・再生医療の実現を目指したいと考えています。

  • 2023.5.19

    末梢神経系の再生や修復に深く関連するシュワン細胞を効率的にiPS細胞から作成することに成功しました。このシュワン細胞のサービスに関する情報を更新しました。

  • 2023.5.13

    当社事業所を京都大学医薬系総合研究棟(イノベーションハブ京都)に移転しました。